オーダースーツ店はたくさん見かけますが、背広店と謳っているお店はほぼ見かけません。
それはなぜでしょうか？
答えは、スーツは広く全般的なことを表しているからです。
どういうことか？
例えば、女性用のスーツ。これもスーツです。
勿論、男性用もスーツに該当します。
皆様が思っているいわゆる「スーツは」すべて該当すると考えて問題ありません。
どういうこと？？
スーツだけの説明では、どうしても伝えるのが難しいので、次章の「背広」の説明を読み進めていただければ、
ここで書いている意味が少し理解できると思いますので、
更なる説明は、次章へ譲ります。

オーダースーツ屋のうんちくとして、スーツと背広の違いを記載するうえで、
欠かすことができないのが、この「背広」の説明です。
背広とは、ザクっとした説明でわかりやすく書きますと、
同一素材で作られた、上下の『男性用』の洋服のことを言います。
ん・・・！？
男性用？？
そうです！
背広とは、男性用の洋服のことを指します。
つまり・・・
女性用のスーツは背広とは言わないということです。
背広と言う場合は、男性用のみということになります。
ではでは、前章説明とも合わせて次の章を読み進めてみましょう！

オーダースーツ店はたくさん見かけますし、オーダースーツは当店で・・・
みたいなフレーズも良く耳にしますよね。
では、
オーダースーツ店はどこのお店でも、本当に「スーツ」のオーダーができるのでしょうか？
答えは・・・
NO！
ですね。
前章でも触れましたが、スーツと表記（表現）した時点で、女性用のレディーススーツも
該当することになります。
お店によっては、レディースは対応しませんといったところもたくさん存在しております。
（どちらかというと、レディース対応しているお店の方が少ないです）
ん・・・！？
なぜ、オーダースーツ専門店なのに、スーツの中でもそれなりにメジャーである
レディーススーツのお仕立てができないのでしょうか？
つまり、ここからは私の私見ですが、
メンズスーツのみの取り扱い店は、オーダースーツ店を名乗ってはいけないということです。
正しくは「オーダー背広店」でなければならないですね。
なぜなら、スーツはレディーススーツが含まれるのですから。
こういった、ユーザーの曖昧な理解に乗じて、
過大表記しているお店を私個人的には、背広店と名乗れば良いのに。。。
と思ってしまいますね。
意外と知らなかったのではないでしょうか？
ちなみに、当店Re'coldo(リコルド)では、当然レディーススーツも取り扱っております！
安心して「本物のオーダースーツ店」として、
頼っていただければと思います。